速攻の便秘解消法というとやっぱり浣腸ではないでしょうか。薬品を肛門から直に流し入れるものですが、イチジクの形をしているイチジク浣腸があります。
他に病院などに行くと、相当量の液体を点滴のように上からつるして肛門に入れ込んでいくタイプのものもあります。
他にも飲む速攻便秘解消のための薬や漢方のセンナなど、いわゆる下剤としての速攻便秘解消に効果が期待できるものもあります。
便秘になってしまったら少しでも速攻便秘を解消してしまいたい気持は当然です。
しかし本当に速攻効果のあるものというのは、結局漢方や化学薬品などの下剤であって決して自然の解消法ではないのです。
薬で腸を必要以上に動かすので、腹痛が起きたりしながら下痢をして便秘を解消します。
ただし、そのようなかたちで便秘解消をすれば下痢が起こり、また便秘も起こりやすい状態になってしまいます。
そこで薬を使用しないと正常な排便ができないという癖になってしまうこともあり、注意しなければ大変なことになってしまいます。
自分の力でしっかり便秘を改善するには毎日の食事、運動、水分がとても重要になります。また1日20分程度腹ばいになることも、運動では動かせないような腸内の筋肉を使うことができます。
そこで毎日なるべく20分前後うつぶせになってテレビを見たり読書をしたりしてみましょう。ついでに最後にそのまま手を上にしてゴロゴロ転がることもおすすめです。
毎日行うことで便秘解消効果が出てきます。これは人によっては速攻解消できるときもあるので、まず続けてみることがおすすめです。
速攻便秘解消がいいことであるとは決して言えなません。それはただ無理に便を出しているということであって、それをずっと続けることはできません。
それより毎日の便秘解消効果の努力こそ、健康にも美容にも良い効果が期待できるのです。
便秘になったからすぐに解消することは大切ですが、できるだけ自然なかたちで解消していきたいものです。速攻だけにこだわらないことも大切になるのではないでしょうか。
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便秘解消法と即効性
便秘になったときには、やっぱり即効性のある解消方法を試したくなります。でも即効性のある食べ物と運動と水分とのコンビネーションがおすすめです。
便秘解消効果の高いものを食べ、運動をし、水分をたっぷり摂ることで、12時間後には便秘解消できる可能性が高まります。
もちろん便秘の場合、どんなに効果があることを言っても、24時間から30時間程度かかることもあるので焦らないようにしましょう。
つまり即効性と言っても、便秘解消は人によって12時間~30時間程度の時間がかかるのは当然とも言えそうです。
もちろん数分後にトイレに行きたくなる場合もありますが、これもそのときの便秘の症状や原因など、人によって何とも言えないようです。
できるだけ確実に即効性のある便秘解消法というと、食事では水溶性の植物繊維をたっぷり摂ること。運動は腹筋とゴロゴロ運動がおすすめです。
ゴロゴロ体操はやり始めてすぐにお腹がゴロゴロ言いだし、トイレに行きたくなる人も多いほどです。床で手を上に上げてゴロゴロ転がるだけの運動です。
もちろん水分もしっかり多めに摂りましょう。「これが効いた!」というより、これらいろいろなことを行うことで相乗効果が生まれるというふうに考えた方がいいようです。
それでも頑固な便秘解消には2日程度かかりますが、確実に解消するなら食べ物の飲み物、そして運動のセットがおすすめです。
裏技としてトマトジュースなら500ml、トマトなら中タイプ4つから5つを1日で食べるという方法があります。即効で便秘を解消したいなら、この方法は効果が高いと言われています。
ただし、少し軟便になることもありますので、どうしても便秘解消したいときにおすすめです。薬や浣腸などは絶対に嫌だという人にはおすすめです。
他にも裏技としてオクラを2袋分食べたり、ナメコを1袋分食べるなどの方法も高い確率で便秘解消ができます。
自然の食べ物で解消するものの中では、これらの裏技は即効性が高いものと言われています。これらの裏技を知っておくと、どうしても辛いときには役に立つのではないでしょうか。
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即効!便秘解消はツボ圧しで
便秘解消は食べ物ばかりではなくツボ圧しでも即効効果を感じることができます。
お腹だけでなく耳や手、足、そして足裏にもツボがあるので、是非ツボ圧しを体験してみてはいかがでしょう。部分別にご紹介しましょう。
◇手のツボ
手のツボの1つに合谷(ごうこく)というところがあります。親指と一差し指の間の水かきの付け根の部分で、やや人差し指側に寄っている部分にあります。
ここを強めに5秒圧すことを数回行ってみましょう。このツボは大腸ぜん動を活発にしてくれますが、他にも健康全般に効果がある大切なツボになっています。
また関使(かんし)というツボが手の平のど真ん中にあります。強めに圧すとちょっと痛みがありますが、ここも便秘改善には即効性があります。
◇足のツボ
第二癘兌(れいだ)という部分があります。足の人差し指の爪生え際の真ん中にあるツボです。
強めに圧すことで効果が高まります。ここは腸をリラックスさせてくれるので、緊張性の便秘には特に効果が高いと言われています。
◇足の裏のツボ
人差し指の第一関節の真裏にあるツボです。手でここを指で挟んで揉んでみましょう。ここは特に速効性が高い部分で、すぐに腸が動き出します。
◇耳のツボ
耳の穴の入口のすぐ下のくぼみを内分泌点と言います。ホルモンバランスを整え、食べたいという欲求を抑えるツボとなっています。便秘にも効果が高いと言われています。
また便秘点と言って、耳の上から一番目のくぼみのちょっとだけ顔側に入った部分です。
ここは圧すと痛みがありますが、便秘には直接関係のあるツボです。強い痛みがある場合は腸が弱っていることを示します。
◇お腹のツボ
天枢(てんすう)は、おへそから6㎝程度左右真横にずれたところにあるツボです。ここは内臓すべてを活発にしてくれるツボで、便秘解消には絶対におすすめのツボです。
そして大臣(だいこ)というツボは天枢から7㎝程度下にいったところのツボです。ここは腸の働きを活性化し、便秘にも効果が高いと言われています。
便秘解消法ツボ
便秘解消法にはいろいろな方法がありますが、どれも一つでOKというものではありません。食品も便秘に良いものを食べるようにしなければ便秘は改善されません。
水分も、もちろん十分摂ることが大切です。運動も適度に行って腹筋を鍛えることも重要ではないでしょうか。何が欠けても便秘が起こる可能性があります。
どれもこれも思い付くことはやってみましょう。そんな中で便秘解消のツボ圧しもおすすめしたいと思います。
便秘解消のツボは手やお腹・腰にもあり、簡単にどこでもできるので是非便秘解消法として覚えておくと便利です。
まず腰にある「便秘点」というツボがあります。ウエストよりちょっとだけ上の、背骨から外に8㎝程度のところが「便秘点」というツボです。
親指を背中側に向けて、ウエストに手を乗せてみましょう。そのままウエストをひねると親指がそのツボに交互に当たるので、ウエストひねりをしながらツボ圧しをするとより便秘効果が高まります。
また「大腸癒」という点がありますが、ここはいわゆる腰のところにえくぼができる部分です。仰向けになって、げんこつをその部分に入れて指圧する方法があります。
座った姿勢でもげんこつを使ってこの部分を圧してみます。強く圧しても気持の良い場所なので、少しずつ動かしながらその付近を指圧してみましょう。
お腹には「天枢」という点があります。ここはおへそから真横に4㎝外側にいった位置にあります。
仰向けに寝たときに、その部分を親指で圧すようにしましょう。お腹が少しへっこむ程度の強さで圧すといいでしょう。
そして「天枢」から5㎝下にあるのが「大臣」です。ここも「天枢」と同じように指圧するようにします。腸がゴロゴロ鳴り出すこともあります。
手にもツボがあります。「合谷」という点で、親指と一差し指の間にある水かきから2㎝ほど上に行った部分です。ここを反対の手でちょっと強めに圧してみるといいでしょう。
また「神門」という点は手首の関節にあり、小指の下の手首関節上が「神門」となっているのでグリグリと圧してみます。
まだまだいろいろなところに便秘のツボがありますが、簡単にできる便秘改善法としての効果のある場所のご紹介でした。
ストレス性便秘の改善法
ストレス性の便秘の改善では、一般の便秘のように運動をするのではなく、一時的に運動を避けて休養を取ります。
また食事面では過食を避け、熱すぎ、冷やしすぎにも注意をし、アルコールやカフェイン、香辛料、脂肪分の摂りすぎ、硬い食品、濃い味、炭酸系の飲み物なども控えるようにしたいものです。
そして一般便秘ではゴボウやお芋など、いわゆる筋の多い不溶性植物繊維を多くとることが良いとされますが、ストレス性の便秘の場合は水溶性の植物繊維を摂るようにしましょう。
海藻やきのこ、ぬるぬる野菜の成分に多く含まれています。胃の中でぷるんぷるんのゼリーのようになり、それがずっと腸内を通って便と一緒にツルンと排出してしまいます。
改善だけでなく、毎日の予防にも水溶性植物繊維の摂取は高い効果があります。そして、あとはストレス改善をできるだけ心掛けるようにしていきましょう。
そのためにはアロマを上手に使ったり、好きな時間を持つようにしたり、心と体の休養をするようにするなど考えてみるといいのではないでしょうか。
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